加齢性難聴について
加齢性難聴とは、加齢が原因で聴力が低下する現象です。最近、聞こえが悪くて、会話に消極的になっていませんか?
放っておくと、「認知症のリスク」です。
根本的な治療法はありませんが、初期段階から補聴器などで「聞こえ」を補うことで、自身の音を感じる能力を最大限に発揮し、聴力を維持することが期待できます。
「聞こえないのは年のせい」とあきらめず、早めに耳鼻咽喉科医を受診しましょう。
聞こえにくい?と感じたら「補聴器相談医による加齢性難聴の治療選択」 (PDF:1.13MB)
補聴器という選択
耳の穴に入れたイヤフォンから音を大きく聴かせる機械です。聴力や使用状況に合わせた調整が必要です。補聴器相談医や言語聴覚士、認定補聴技能者とよく相談して使用しましょう。
人工内耳という選択
補聴器でも聞き取りにくい方は人工内耳という選択肢もあります。人工内耳手術は、平成6年4月より健康保険適用となっています。高額療養費制度、心身障害者(児)医療費助成等の申請や自立支援医療制度などの適用で、個人負担を軽減することができます。
詳細は以下の資料よりご確認ください。
補聴器でも聞き取りにくい方は人工内耳という選択肢もあります (PDF:1.56MB)
難聴の治療を詳しく知る
聴こえだけでなく全般的な健康を維持するためにも、難聴の事をよく知りましょう。
新生児聴覚スクリーニング(NHS)で「要再検」となったら
NHSは生後1か月以内に検査を受け、「要再検」となったら、専門の耳鼻咽喉科でより詳しい検査(精密聴力検査)を受けていただく必要があります。